手塚 智子 Satoko Tetsuka

新しいことを始める
面白さを実感
「ガッツリできなくても、いるだけでいいんだよ」と言ってくれる優しい仲間がいる。
「居場所」を見つけた感じです。
西洋野菜をつくり始めたきっかけ
がっつり作らなくても、はじめられる!
私の場合は、量が足りない品目を作ったり、みんなのサポートとして栽培をしていけたらと思っています。研究会には色々な人が関わって欲しいですね。「うちでも作ってみようかしら」っていう町内の方が増えてくれたら嬉しいです。


ましこ西洋野菜のどんなところがおすすめ?
「給食で西洋野菜食べてたよ」
そんな子どもが育ったらいいな。
私は長く保育園で働いていたので、子どもたちに西洋野菜を知ってほしいなと思っています。益子で育った子どもたちが「俺たち、給食でふつうに西洋野菜食べてたよ」っていう会話をみんなが当たり前にしている、そんな地域になったらいいなと思いますね。
加藤 美岐 Miki Kato ― いろいろfarm

無農薬に加工品、
やりたいこと全部。
加藤さんの西洋野菜には
「私が作るなら、こうしたい」が全部詰まっている。
大変でも「やってみたい」、それが原動力。
西洋野菜をつくり始めたきっかけ
ゼロから全部、自分ひとりでやりたかった。
変わったもの、きれいなものを作りたかったから、西洋野菜には興味があったんです。土づくりから始めて、種を撒いて、育てて、加工して、ラベルも作って。そういうのを全部ひとりでやってみたくて始めました。やってみたら大変でしたけど!


ましこ西洋野菜のどんなところがおすすめ?
ピクルスやジャムもきれいでおいしい。
西洋野菜は色もきれいだし、日本の野菜より風味が濃い感じがします。生で食べるものももちろんおすすめですが、ぜひ加工して食べてみてほしいです。ラディッシュならピクルスにできるよ、コリンキーはジャムにもできるよって伝えたいです!
西洋野菜づくりのこだわり
栽培中は農薬と化学肥料を一切使っていません。
だから草だらけ(笑)。とくに春と夏は虫がいっぱいでるから大変なんです。それでも農薬を使わないでできるものを作りたいですね。あとはピクルスとかジャムとか、もともと加工品に興味があったので、これからもチャレンジしたいです。

苅部 寿美子 Sumiko Karibe ― velica farm

仲間がいると、
農業がもっと楽しくなる。
メンバーとにぎやかに過ごす時間と、ひとり静かに西洋野菜と向き合う時間。どちらも苅部さんにとって大切な時間。
西洋野菜をつくり始めたきっかけ
研究会が誘ってくれて同じ志のメンバーと知り合えた。
もともとうちは葉たばこ農家だったのですが、研究会から声をかけてもらって西洋野菜づくりをはじめました。メンバーのみんなとわいわい情報交換しながらできるところも魅力です。


ましこ西洋野菜のどんなところがおすすめ?
ひとつ西洋野菜に変えるだけで食卓がにぎわう。
たとえば肉じゃが。中身が紫とかピンクの西洋野菜のじゃがいもを使うと、色合いが変わって食卓がぱあっと明るくなります。ほんとにひとつ変えるだけでも全然違います!家庭料理にもぜひ取り入れてもらいたいです。
西洋野菜づくりのこだわり
珍しい野菜だから育て方も試行錯誤。そこが楽しい!
新鮮で良い野菜を作るという基本的なことは大切にしていますが、西洋野菜は分からないことだらけ。自分で考えて工夫したり人に聞いたりしながら作っています。毎朝成長を確認するのが楽しみです。

廣木 祥子 Shoko Hiroki ― Shunarufarm

失敗も、成功への近道。
うまくいかなくても楽しい。
わからないことがあるのが面白い。
廣木さんと西洋野菜は、相性抜群。
西洋野菜をつくり始めたきっかけ
最初は「何だこれは!」そこからずっと大好きです。
以前の職場が西洋野菜をたくさん扱っていたんです。見たことのない野菜ばかりで「何だこれは!」って。そこから西洋野菜が大好きになりました。畑にはほぼ毎日来てます。ガンガン音楽かけてもここなら平気だし(笑)。リフレッシュにもなりますね。


ましこ西洋野菜のどんなところがおすすめ?
西洋野菜は謎が多い。そこが面白い。
西洋野菜ってまだまだ浸透していないから新たな発見ができる。そこが魅力ですね。「こうなるんだ〜!」って、毎日育てていて楽しいんです。お料理していても、未知の世界に行ける感じがします。そこを楽しんでもらえたらいいなと思います。
西洋野菜づくりのこだわり
野菜本来の味と香り、それと目で楽しんでもらうこと。
西洋野菜は見た目も大事。種を撒く間隔を変えたり、土を変えてあげたり、高畝にして水捌けを良くしたり、工夫しています。昔食べてたトマトって、甘いだけじゃなくてほどよく酸味もありましたよね。そういう野菜本来の味がするものが理想です。

山崎 喜生 Yoshio Yamazaki ― 山崎農園

益子の野菜を
知ってもらうための、
きっかけに。
益子の農の多様性を伝えたい。
西洋野菜が、入り口となってくれたら。
発足時から携わる、会長山崎さんの想い。
西洋野菜をつくり始めたきっかけ
珍しい野菜は、お客さんが喜んでくれる。
もともと都内でバイヤーをしていたときに、手に入りにくい野菜の一部をうちの畑で作っていて。その中にロマネスコなどの西洋野菜が入っていたんです。珍しい野菜はお客さんのリアクションがいいので、これは面白そうだなと。


ましこ西洋野菜のどんなところがおすすめ?
プロの方にも、ご家庭でも。
まずはたくさんの方に使ってみてもらいたいです。益子の西洋野菜は手に取りやすい価格だと思います。食べ方もみなさんに知ってもらいたいですね。研究会として、どんどん発信していきたいと思います。
西洋野菜づくりのこだわり
正解はあって、ない。だから自由に。
取り立ててあんまりこだわらないことですね。自分のやりたい作り方でできるところが農業のいいところ。研究会は、もともと女性がメインでスタートしているんです。家庭がある人も多いから自由度は高め。楽しくないと続かないですしね。

國政 誠 Makoto Kunimasa ― 國政農園

「いいな、やってみたいな」って
思ってもらえるように。
遊びも仕事も一緒に、和気あいあい。
野菜も組織も魅力的にしたい。
それが國政さんの考えるいい研究会。
西洋野菜をつくり始めたきっかけ
もともと絵や写真が好きだった。
西洋野菜はカラフルでキレイですよね。もとはナスだけを作っていたんですが、せっかくだからこういうものにも挑戦してみようと思ったんです。自分は絵とか写真が好きなので、そういうものも影響してるのかなと思います。


ましこ西洋野菜のどんなところがおすすめ?
益子のfoodと風土、両方一緒に楽しんでほしい。
益子の土で作った西洋野菜を、益子の土を使った焼き物で食べてもらいたいですね。foodと風土、益子って全部「土」で繋がってるんですよね。西洋野菜を入り口にして、そういう文化を感じてもらえたらいいなと思います。
西洋野菜づくりのこだわり
野菜が一番。育ちやすい環境で作ってあげること。
温度、湿度、水、全部管理して作る。うちはハウス栽培なので、20年来このやり方です。ハウスのなかでも中側と外側では環境が違うんです。それを利用して「この場所にはこの作物を」って環境に合わせて多品目を作っています。

