ましこの風土。ましこの西洋野菜。
八溝山地周辺に広がる丘陵地や大地、小貝川流域の平野など、様々な地形からなる益子町は、温暖帯と冷温帯の樹木の混生が見られる全国でも珍しい地域であり、そのような特性を生かして多種多様な西洋野菜が栽培されています。
比較的日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きいという気候もイタリアの地中海性気候と共通点があり、益子の西洋野菜は甘みが強くコクがあると言われています。また味もさることながら、そのユニークな形や色も料理を彩る欠かせない名脇役としてプロの料理人からも注目されています。
「ましこ西洋野菜研究会」は、『益子の未来を担う子どもたちに安心でおいしい野菜を食べさせたい』という思いを持った、益子で農業に取り組む子育て世代が中心になって発足しました。
益子の風土は良質な土を育み、農業と焼物という他にない大きな特徴を育んできました。近年では個性豊かなカフェやイタリアン、フレンチなどの飲食店が増え、益子焼の器を使ったメニューも大きな魅力の一つになっています。ましこ西洋野菜研究会では、「ましこの西洋野菜」を取り入れているシェフと日頃から意見交換しながら、お客様を感動させる野菜づくりに日々取り組んでいます。
